初心者が壁にぶつかりやすい「段位戦」
雀魂(じゃんたま)を始めたばかりの頃は、初心卓や初級卓で勝てても、「段位戦」でなかなか昇段できないと悩む方が多いです。
この記事では、雀魂の「段位戦」を勝ち抜くために、初心者がまず意識すべき5つのポイントを解説します。
1. 勝つより「ラスを取らない」意識が大事
段位戦はトータルポイント制(順位ウマ+トップボーナス)のため、「ラス(4位)」を取ると一気にポイントが減ります。
昇段したいなら1位よりも3位をキープする意識が重要です。
特に終盤で「ムリな満貫狙い」や「振り込み覚悟のリーチ」などは避け、着順を下げない打ち方を優先しましょう。
2. 「役がある手」だけを育てる
段位戦で大事なのはスピードと安定感。
いくら早くテンパイしても、役なしではアガれません。
おすすめの狙いやすい役:
- リーチ:最も基本で万能な役
- タンヤオ:中張牌(2~8)だけで手を作る
- 役牌:白・發・中や、自風・場風の三枚揃い
手牌がバラバラなときは、まず「役牌」「タンヤオ」どちらを狙えそうかを判断して手を絞るとアガりやすくなります。
3. リーチ判断は「場面」で変えよう
テンパイしたら即リーチ!と思いがちですが、点数状況や相手の捨て牌によってはダマ(黙って待つ)も有効です。
▼リーチすべき場面
- 手が高い(5,200点以上)
- 待ちが広く、複数枚残っている
- 親番でリーチをかけたいとき
▼ダマにすべき場面
- 点数がギリギリ足りている終盤
- リーチすると明らかに狙われる
- 待ちが悪い(カンチャン・ペンチャン)
ただし、基本は「リーチ型」でOK。最初は迷ったらリーチでも十分通用します。
4. 無理攻めはNG!「オリ」も覚えよう
他家のリーチがかかったら、ムリに勝負せずにベタオリ(安全牌を切って降りる)するのも立派な戦術です。
振り込み=ラスへの直行コース。
以下のような牌は「安全牌」として活用しましょう。
- 現物:相手がすでに捨てている牌
- スジ:相手の捨て牌のスジ上にある牌
- 字牌:東南西北白發中などは比較的安全
安全第一! 3位を守るためには「逃げる技術」も必要です。
5. 「ラス前」「オーラス」は着順を強く意識
段位戦では南3局・南4局(オーラス)の戦い方が特に重要です。
例えば…
- 2着 → 無理せずキープ
- 3着 → 点差によっては逆転狙い
- 4着 → アガリか、放銃しない守りを優先
オーラスは点差計算と打点意識を持ちましょう。
安いアガリでは逆転できないときは、あえてリーチをかけるなどして点数を取りに行く必要があります。
まとめ:段位戦は「安定感」と「冷静さ」で勝てる!
初心者が段位戦で意識すべきポイントは以下の通りです。
- ラスを避ける意識を持つ
- 役がある手を育てる
- リーチ判断は点数状況で調整
- 無理せずオリる守備力を覚える
- オーラスは着順優先で戦う
段位戦は、ただ「アガる」だけでは勝てません。
点数・順位・安全度をバランスよく判断できるようになると、確実に昇段できます。
まずは1戦ごとに反省点を見つける習慣をつけましょう。きっと勝率が変わってきますよ!
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